上天草の慈愛保育園 ,熊本県上天草市大矢野町中の慈愛保育園は、子供たちの自主性を育てる保育園です。

畑づくりと地球大事にしようのまき

雑草だらけで何の手入れもしていなくて・・・・お借りしている畑なのに申し訳ないなあ~と思い続けていました。保護者さんの力をかりて春だけはトウモロコシが実っていたのですが・・・その後は何もできずにいたのでした。

それではいけない!!菌ちゃんの農法の講演もききにいったじゃない!本も買ったじゃない!こどもたちと菌ちゃんの土づくりの紙芝居も見ているじゃないの!

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よおし!やるぞ!

と気合を入れて子どもたちと畑づくりを始めました。

草を抜いたのは3月の終わり・・・すごい草の量です。
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明後日入学式を迎える新一年生がまだぞう組の頃です。一生懸命に手伝ってくれました。
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少しづつ、少しづつ地面が見えてきました。雑草がたくさんです。でもね、この雑草厄介者ではないのです。ちゃんと畑に貢献してくれます。少し乾燥させて、土の中に埋めて肥料にしました。
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雑草を丁寧に抜いてくれています。虫さんもひょっこり顔を出したりしていました。
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子どもたちの力はすごいのです。あっという間に草はなくなりました。
畑の中にはないのですが、なぜか畑の側のコンクリートのところには動物のウンチがいっぱいでした。以前も全部取り除いたのですが荒れ地にしているとトイレと間違えるのでしょうかね?幸い畑の中にはなく、子どもたちが踏んだり触ったりすることはなかったので良かったです。少し乾燥してからまた、うんちを取り除く作業が待っています。前回はごみ袋に4袋もあったのです。今回はどのくらいあるのでしょう。頑張らなくては・・・・
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子どもたちに草を抜いてもらった後、職員で土を盛り上げ、菌ちゃん農法の畑にしました。段ボールは子どもたちが遊んだ後の物です。通路に草が生えないように天然素材の段ボールを敷きました。段ボールはもともと木からできているので土にかえるそうです。
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全部をビニールで囲うよりもビニールは最小限にして段ボールで通路を作っています。
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これは園庭にあるもと田んぼのちいさな畑です。ここも菌ちゃんの畑にしました。
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給食で使った野菜の皮などです。上天草市の清掃センターはよく故障します。今もかな?少しでもごみが減ってくれたらいいなと思います。ごみ袋に入れるとゴミですがこうやって干して土にかえすと栄養になります。私たちがやってることは地球からすればほんの小さなことですが、しないよりする方がいいし、少しでもごみが減ってくれるといいなと思います。
自宅でも再びやり始めたのでゴミ出しが週に一回で済むようになりました。ごみを出さない、煙を出さない、空気をきれいにする。地球温暖化を止める。そういうことになっていけばいいなと思います。
それが未来を担う子どもたちの手でやっていく事が大事です。
すこしづつすこしづつやっていきます。

大事なのは情熱と継続です。やれるだけやっていきます。
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おまけです。先日摘んだヨモギを干しています。いい感じで乾燥していますよ。
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色々なことを試しながら、昔ながらのいいところを繋いでいこうと思います。

「園庭にありました~!!」と嬉しそうに走ってきた保育士のにこやかさん、何があったのだろうと思っていたら・・・
「ヨモギがありました。ヨモギが生えていました。ちゃんとターザンさん(職員、昔の自然遊びをたくさん知っていますのでターザンです。)に確認しました。子どもたちが踏んでしまわないように今から囲いを作ってきます。と大喜びでした。
園外にしかないと思っていたヨモギが保育園内に自生していました。
このヨモギならヨモギだんごも作っていいかもね。イケメン君(笑)