上天草の慈愛保育園 ,熊本県上天草市大矢野町中の慈愛保育園は、子供たちの自主性を育てる保育園です。

平和の祈りを・・・

今日は長崎に原爆が投下された日です。

いつも平和に過ごしている私たち、こどもたちです。
遊ぶだけではなく未来に受け継いでいかなければいけない心、気持ちを伝えました。
何か大きなことが出来るわけではありません、ただ、子どもたちの心の片隅に「平和の種」を植えるのです。
今は理解できないかもしれません、でも種を植えなければ何も育ちません。だから、毎年、夏に平和の種を子どもたちの心に植えるのです。
今年は今日、長崎原爆投下の日に植えました。

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2歳児~5歳児まで集まって平和の話を聞いてくれました。子どもたちは一生懸命に聞いてくれ、時々自分の言葉で自分の気持ちを話してくれました。4,5歳児はとても一生懸命に聞いてくれました。3歳児もわかろうとしてくれているのが伝わりました。2歳児さんは絵本はしっかりと見てくれました。上の写真はクラスに帰って、担任と話して、そのあとの写真です。
「戦争はしない!」「世界が平和になりますように」の願いを込めて手を合わせています。

みんなで折り鶴を保育園のオリーブの木に飾りました。
3歳児でしっかり話を聞いていた子どもは
「爆弾が落ちてきませんように・・」と言いながら飾っていました。

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2歳児さんも一生懸命です。「平和」でありますように。大好きなプロ野球の試合を応援できますように♡
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1歳児さんもクラスでお話を聞いてきたようです。こころに「平和の種」を植えてもらったようです。
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「戦争はしません!」「世界が平和になりますように」
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オリーブの実もその願いをわかっているかのようです。オリーブの花言葉はまさに「平和」です。
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りす組、うさぐ組、ぞう組、みんなでもう一度祈りました。
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子どもたちの育つ世界が平和でありますように。笑顔が絶えない世の中でありますように。
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一生懸命に願ってくれました。
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小さなおててで飾ってくれました。
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目を丸くして一生懸命ん話を聞いてくれたS君です。
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子どもたちも何かを感じ取ってくれたかもしれません。
恐怖を植え付けるのではなく、平和であるということがどういうことなのか、平和であるためにはどうすればいいのか・・・
今日はたぶんニュースで原爆投下の日のことが流れてくると思います。その時に子どもたちと平和についてお話しされるといいかもしれません。

私の祖母は私によく戦争の話をしていました。決して繰り返してはいけないものだと言っていました。
自宅からも長崎に投下された原爆のキノコ雲が見えたんだと・・・
祖母もなくなり、戦争のことを話してくれる人もいませんが、私の心の中には祖母が植えてくれた「平和の種」が育っています。
その種を子どもたちに伝え、そして孫に伝えていきたいと思います。
園児、職員も同じ気持ちです。「世界が平和になりますように」、「平和の中で子どもたちが育ちますように」と祈り続けたいと思います。

「みんなのこころから へいわがうまれるんだね。」
と絵本に書いてありました。
平和は私たちの心にあります。みんなで平和を生み出していきましょう。

この折り鶴は職員の子どもたちが心を込めて折ってくれたものです。その中で職員も子どもたちに平和についての話が出来たと思います。おうちでも折ってみるといいかもしれませんね。
くじら組さんは自分で折れたそうです。