夏休みで学童クラスも大賑わいです。今日は学童クラス(くじら組)で魚釣りに行きました。
空は快晴、31人の釣り人たちは元気に出発しました。
まずは一年生から魚釣り開始です。
濁し釣りという釣り方で釣ります。釣り竿は4本です。みんなで交代で釣れるかな?
「ウキを見とかんかい!!ひきよるたい!」と言われて大慌て、さあ、釣れるかな?
餌をつけてあげて投げてあげて竿を持たせてあげて、至れり尽くせりの一年生。そうしないと無理だもんね。
初めての体験を楽しんでほしいな。
1匹目!釣れました!!なんというさかなかな?
ちぬさんの子どもかな?何だろう?後で逃がしますよ。
2,3,4年生は暑いので海で泳いで待ちます。
魚釣りの側で泳ぐと魚が逃げるのでとなりの海に移動して泳ぐことにしました。
交代で釣りまして、三年生の時には釣れました。これは何という魚かな?
私も連れました~♡一度は釣れた魚を逃がした私…その時の一言が大爆笑!!
「私の釣りの腕が未熟なばかりに魚を逃がしてしまい、すいません・・・」だって(笑)
彼女はきっとたくさんの本を読んだりしているのだろうなと思いました。この時ばかりではなく、この夏始まったばかりですが、たくさんの名言を残してくれています。
餌がなくなってしまった・・・この時は慈愛保育園一昔のことを知っている先生が登場!!島育ちで海の遊びは任せといて!!いろいろな方法を伝授してくれます。これはたぶん前の人が釣り上げて、逃がした魚です。もう息絶えてプカプカ浮いていたので捕まえて、なんと!!牡蠣殻でさばいております。この魚の切り身で魚を釣ろうという昔の知恵です。
さあ、釣れるでしょうか・・・
とうとう釣れなかったようです。結構粘ったのですがね・・・またリベンジしましょう。
魚つりの餌でミミズのような虫を使うのですが、また生きている虫をちぎって針につける様子を見て、2年生の女の子なんですが・・
「命に感謝しなきゃね。」
と言ったそうです。魚の餌にも魚にも私たちにも命があります。命の入っている入れ物(身体)の大きさは違いますが度の命も同じです。
彼女が言ったように餌の虫さんの命に感謝して釣りも楽しまなんし、釣れた魚さんの命にも感謝して命をなくさないうちに逃がしてあげなんし、エサにしたカニさんや魚さんの命にも感謝せんといかんと思いました。
魚が釣れるばかりが魚釣りではなく、魚釣りを通して何を感じ、何を得るかということが大切です。
今日の魚釣りでもたくさんのハプニングもありました。上手くいかないこともありました。でもその都度その都度子どもたちと一緒に考え、ハプニングも楽しみました。
学童の子どもたちはとて「ありがとう」を言ってくれます。引率した私にも園長にも「ありがとうございました」と通り掛けでも言ってくれます。
担任がとても感謝の気持ちを持つことを伝えているようです。すべての物・人・事に感謝を伝える事、気持ちを持つことを大切にしたいものです。
みんなみんな、楽しませてくれてありがとう。たくさんの命、ありがとう♡