上天草の慈愛保育園 ,熊本県上天草市大矢野町中の慈愛保育園は、子供たちの自主性を育てる保育園です。

はいはいと足の裏、大事です

下の写真は保育士と1歳児の園児が山をハイハイして登って遊んでいる様子です。
「子どもの感覚発達と姿勢改善」ということを勉強して、職員にお伝えしているので、山をハイハイで登ったりして遊んでくれています。

この保育士はずいぶん先輩で「老いを感じているわ~」とよく言っていますが、だからと言って何もしない人ではなく、子どもたちと一緒にハイハイして衰えつつある感覚発達をまだまだ伸ばそうという前向きな人です。
子どもと一緒に登っていたのでついシャッターを押しました。子どもはハイハイの体制から足だけで踏ん張って立って登っていますがここまではハイハイで登ってきました。山の下に座っている緑の帽子の子どももこの後先生とお友だちを追ってハイハイで登っていきました。(ここでカメラの充電が切れるという・・・・準備は大切です。)

1

なぜハイハイが大切か、「子どもの感覚発達と姿勢改善」の学びの中から職員がまとめてくれたのでそれを下記に記載しています。しっかりとお読みください。読まれたらお友だちの保護者さんにもお伝えください。

✿一緒に楽しく遊びましょう♪ ≪ハイハイ編≫
 ハイハイが出来るようになってあちこち行きたいところへ動き回って遊ぶ事を楽しんでいる子ども達、テーブルなどに掴まり立ちが出来るようになって体のバランスをとりながら歩く事を喜ぶ子ども達、自分が行きたいところへ歩いて移動し遊ぶ子ども達。それぞれの成長の段階で体の全身を使って毎日遊んだり生活をしたりしています。このように子ども達も運動をして遊んでいるのです。
 最近ではハイハイをせずにつかまり立ちをし、そのまま歩いてしまう子ども達も多くなっているようです。ハイハイは子ども達の成長において大切な運動と言われています。では、ハイハイの動きはなぜ大切なのでしょう?

〇身体全身の筋肉を鍛える。 ハイハイは全身を使った運動です。体全身の筋肉を使いながらハイハイをしています。大人も一緒にハイハイをしてみるとわかるのですが、結構きついです。手足の筋肉だけではなく、肩、首、背筋、腹筋を使って初めてハイハイをすることができます。

〇身体の体幹を鍛える。 ハイハイをすることによって筋力を鍛えるだけではなく左右のバランス感覚が育ち、体幹を育てます。体のバランスが悪いと、転びやすくなったり筋肉が思う様に動かせなくなったりする事もあるようです。ハイハイをして体幹を鍛えましょう。また、全身を使う運動で、バランス感覚が養われ、背骨がしっかりし、呼吸器も鍛えられます。噛む力もつき、記憶力や理解力、判断力などもアップするようです。

〇脳の運動 脳が凄まじい勢いで成長するのは0~3歳の時期なのです。ハイハイをしているときには手や足の指で踏ん張ったり、手足の筋肉を動かしたり、同時に動かすことで脳に刺激を送っています。手足を一緒に動かす事、手と首を一緒に動かす事、目と手を一緒に動かすことなどで、この時期に土台を作っているとも言えます。

 今、ハイハイをしている子ども達、歩けるようになっている子ども達とそれぞれですが、日々の遊びの中でもハイハイの動きを取り入れて、過ごしていけたらいいですね。保育園ではカメやウマ、お外でも見つけているダンゴムシになりきってハイハイをして動いてみたり、傾斜のあるマットを登ったり下りたり、足の指で踏ん張りながら遊んだりできるようにしています。ぜひおうちでも少しの時間でいいので、一緒にハイハイを取り入れた遊びを一緒に遊んでみてください。大人の私たちにとってもいい運動になりますよ。その時に、足の指を床についてハイハイが出来るようにちょっとお子さんの足の裏も見てみてください。

0.1歳児クラスの担任がまとめてくれたので、自分のクラスの様子も書いてあります。

続いて足裏です。

2

上記の写真は今日4,5歳児クラスで足裏マッサージの説明をしている様子です。
そしてこどもたちが自分の足裏をマッサージしています。
足の指や裏をしっかりと育てているとこれからスポーツをして行くときに自分の足でしっかりと地面や床を踏み、踏ん張ることが出来るようになり競技のパフォーマンスがあがります。
私もバレーボールをしていますが大人になって踏ん張りがきかなくなった来たのは足の指が開かず、足の指を使うことが出来にくくなっているからでした。足裏、足指マッサージを始めてから、確かに動きが違います。「歳だから・・・」とあきらめていたことが、「まだやれる!!」に変わりました。昔の子どもたちは生活の中で自然と足の指、足裏を使うことが出来ていたのです。現代は便利になりすぎて使わないようになったそうです。
さあ、みなさん、未来の大谷翔平選手を、高橋藍選手を、富樫勇樹選手を・・・目標にするのはどなたでもいいのですが、こどもたちの感覚発達を育てるために足裏マッサージをしましょう。足裏マッサージで親子のコミニュケーションもとれます。いいことがいっぱいです。

3
足裏のマッサージの手順です。

①足の指を親指から一本ずつ指で優しく揉みます。親指―人差し指ー中指―薬指―小指
②指の付け根を親指で優しく押していきます。親指の付け根から順番に、小指の付け根まで。
③かかとから親指に向かって指のひらを使って押していきます。
④かかとから小指に向かって指のひらを使って押していきます。
⑤最後に足首をゆっくりと回します。
左足が終わったら同じように右足の裏もマッサージしましよう。
寝る前などお布団に横になったときに行うと子ども達もいい気持ちでぐっすりと眠りにつく事が出来るかもしれません。1,2分でできますよ。
子ども達だけではなく、自分の足もマッサージしてあげるととても気持ちがいいですよ。

✿一緒に楽しく遊びましょう♪ ≪足の裏マッサージ編≫
 自分の足の裏で踏み込む感覚が大切です。赤ちゃんの頃から、ハイハイをして足の指と足のはらを十分に使うことが子ども達の感覚発達を促します。足の裏は第二の脳ともいわれるそうです。そこで、慈愛保育園で遊びの中で楽しんでいることがあります。それは足の裏のマッサージです。たまご組の子ども達も大好きで、一人がマッサージをしていると、お隣にゴロンと横になったり、座って順番を待ってくれている子ども達も多くなってきました。マッサージをすることで感覚の発達を促しながら、子ども達とのコミュニケーションをとる事が出来るとても素敵な時間になっています♡足の裏のいい刺激にもなり、親子のスキンシップにもなります。ちょっとした時間で出来ますので親子の時間にぜひやってみてください。

マッサージの手順等も0.1歳児の担任がまとめてくれたので0.1歳児クラスの様子が載っています。

足裏マッサージをしたりしていると子どもたちの姿勢も改善していきます。大人もすると気持ちいいですよ。絶対若返ります。お試しあれ♡