上天草の慈愛保育園 ,熊本県上天草市大矢野町中の慈愛保育園は、子供たちの自主性を育てる保育園です。

感覚発達と姿勢改善

最近の子どもたちの三大問題があるようです。慈愛保育園の子どもたちは大丈夫かと思いますが、その視点で「子どもの感覚発達と姿勢改善」を学んでいます。
三大問題とは・・・・・
「じっとできない」
「他人の話は最後まで聞けない」
「両手で身体を支えることが出来ない」
の三つです。

自分の足裏で踏み込む感覚が大事です。足の指を使うことが大事です。
赤ちゃんの頃からはだしでハイハイして足の指と足のはらを十分使う事が子どもたちの感覚発達を促します。
赤ちゃんの時にたくさんハイハイをすることがとても大事です。
現代は住宅も狭くなり赤ちゃんがハイハイして動くことが少なくなり、家具がすぐ近くにあるのでハイハイせずに立ち上がってしまう。ハイハイってとても大切なことですね。

各クラスで足裏の遊びを楽しんでいます。
たまご組では担任が足裏のマッサージをしています。子どもたちも気持ちがいいのか、一人の子どもをマッサージしていると、お隣に足を伸ばして座るのだそうです。いつの間にかたくさんの子どもたちがお座りしています。

暖かくなったので戸外で遊ぶ時もはだしで出ています。室内はすべるので靴下を脱ぎはだしで過ごし、足の指や裏を十分使えるようにしていたのですが、戸外でのはだしは初めてでした。

初めての足の裏での土、砂の感触です。初めは恐る恐る・・です。なんかいつもとちがうな~という顔をしていてあまり、足を地面につかないようにしていました。
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必死で足の指でつんばって立っています。足の指を使おうとしています。
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歩行が安定している僕ははだしでもなんなく遊びます。いろいろな動きを経験できているのでとにかく身体の使い方が上手です。
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歩きはじめて間もない私は一歩づつ、踏みしめながら歩きます。はだしにはまだ慣れていませんが、砂の感触は嫌ではないようです。
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両足で踏ん張って座っています。以前の日本の和式トイレの座り方です。今洋式トイレが増えて、この体制をとることが少なくなったのも子どもたちの体幹を弱くしたり、姿勢維持が難しくなった原因かもしれません。この体制は結構大変です。
担任が後ろにいますが、すぐに自分も靴下とスリッパを脱ぎに行きましたよ。猫背で姿勢が悪くなっている担任さんも、裸足で立ち、姿勢改善に取り組んでいます。
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各クラスで自分での足裏のマッサージをしたり、足指じゃんけんをしたりして足を使う遊びをしています。

そわそわしだしたら、背骨の周辺を優しくさすってあげると自律神経が安定するそうです。

おうちでも優しくマッサージしてみてください。コミニュケーションもとれるし、気持ちいいし、最高です。
パートナー同士でやることもお勧めですよ。
大人が仲良しの姿を見せると子どもたちとても安心するそうです。