ひとのためにできること

ぞうぐみはみんな外で遊んでいるのに、ぞう組の部屋から「カチャカチャ」と音がします。
誰か何かしているのかな？と思って見に行くと、この二人がいました。





「何してるの？」

「みんなが来る前に、ご飯を食べられるように準備をしておこうと思って」

とせっせと椅子を出してくれていました。

椅子の数も数えて

「よし！みんなある？」
「あれ？一つ余るね？先生のはあるし？？？」
「ちょっと多く椅子をもって来てあるのかもしれないね」
「そっか」
と二人で納得していました。
その後二人は次の行動へ向かいました。
ひとりはトイレへ、ひとりは手洗いに。
ちゃんと次への見透しができるし、思いやりもたっぷりとあります。

実はこの一時間前に卒園式の練習をして、できることなのにしようとしなかったので、それは違うのではない？と話をしたところでした。
話をした後もいつもよりぞう組一同、自分たちで考えての片付けの早いこと、即行動していました。
何も言わなくても自分たちで片付けを分担し、あっという間に終わりました。

できるんです。
この力をもっと伸ばさなくては・・・・あと数日ですが最後まであきらめずに伝え続けます。

ぞう組さんやろうよ！できる力は持っているんだよ。
大きく育っているんだよ。