うさぎ組の楽しい楽しい活動です。
保育園でお米をもみから精米します。精米するともみ殻がでるので、保育園の果樹の木の下にまいて栄養にしていました。
するとかわいいお客さんたちが集まってくるようになりました。
スズメさんです。
ちゅんちゅんと鳴きながらもみ殻の中からお米をつまんでいるのか、最近では丸々と太ったスズメさんたたくさんやってきます。
子どもたちはその様子をよく見ています。
担任が「したきりすずめ」の絵本を読むとこんな遊びが始まりました。
「おちゅん(舌切り雀の絵本の中のスズメです)ば捕まえよう」
「のりばつくらなんね」
「のりなかもんね」
「あっ!これこれ、これば食べよるじゃん」
「そうそれね(もみ殻のことです)」
そしてこんな装置を作り始めたそうです。
おちゅん捕獲用装置
えさのもみ殻もちゃんと入れてあります。
しーっ!!ここに隠れておちゅんがくるのばまっとると!
おちゅんが来たらひっぱるひもはちゃんと砂の中に埋めてあります。おちゅんが入って、紐をひっぱると、かごは後ろに倒れて
捕獲は難しいと思ったのですが・・(笑)そうしたらなんと!!ひもは棒と繋がっていたらしいです。あたまいい!!
みんなで協力して一生懸命がんばっています。
もみ殻を集めて何をしているのかな?
これでした。お花が飾ってあってとても素敵です。
「わあ、おちゅんもよろこぶね」と話したことでした。
ゆかいなゆかいなうさぎ組のこどもたち、担任のしたきりすずめの絵本のもっていきかたも上手でした。
そして子どもたちの様子を楽しそうにくすくすと笑って話してくれます。
話を聞いていて私も楽しかったです。
とても楽しいうさぎ組です。
この活動をする前は運動場でみんなで一人のためにダンゴムシを捕まえてくれたそうです。
ダンゴムシが大好きなお友だちのために「ここにもおるよ」「あー、こっちこっち」とみんなで楽しく遊んでくれました。
とても素敵に成長しています。
そのことを担任がご家庭にお知らせしたところ、Sくんの家族でどうすればおちゅんを捕まえられるか、話し合ってくれたご家庭があったそうです。家族でいろいろな意見を出し合い、長いひもがいるのではないかということになり、今日は長いひもをもって登園してきました。
そして長いひもを結び、保育室の方へ引っ張ってくると、Sくんが到着する前に保育室の前に待機しているお友だちがひもを引っ張ってしまい「えー!!もうなんしよっと(笑)」と大笑い。で、またむすびに行って帰ってくるとわざとではなく引っ張ってしまうお友だち。
Sくんはずっこけ、担任は大笑い。
とても楽しかったようです。