にこにこしながらテラスから呼びかける年長児のお友だち
「みて!自分でつくったの!」
「わあ、素敵だね、バック?」
「ちがうよ。えへへへ、ちょっと待っててよ。」
「なにがでてくるのかな?」
「じゃーん!!うさぎさんでーす。」
「ほら、こうやって伸びるんだよ。ここはお散歩をさせる時のひもだよ。」
「わあ、すごいね。うさぎが入っていたんだね。」
バックが出来たかと思っていたらなんと中からまさかのうさぎさん。子どもたちの発想って無限大ですね。
「私のも見て!」
と見せてくれました。自信満々で見せてくれたのはなんていう名前はついていませんでしたが、箱に空いた穴に通して見せてくれました。
ぞうぐみさんは自分たちでいろいろと考えて作っています。昨日は家を段ボールで作っている人もいました。
そうそう、今日ぞう組でとても素敵な会話がありました。
A君の自作のおうちをテラスに移動している時です。一人で移動するのは難しいのでBくんが手伝ってくれていました。
B君はうしろむきで抱えてくれていたにも関わらず、テラスに落ちている帽子に気が付きました。
するとB君
「A君、
ちょっとごめんよ。」
と動きを止めました。そして落ちている帽子を帽子掛けにかけ、それからまた一緒に運んでくれました。
この「ちょっとごめんよ。」かとても素敵でした。A君を手伝う気持ち、自分のなのか、友達のなのか落ちている帽子に気が付き、掛けてくれる気持ち。A君の動きを止めるのに「ちょっとごめんよ」という言葉を選択したこと。なんだかほっこりしました。
気持ちがとても優しく育っているなあと思いました。
ぞう組さん、頑張ってるね。毎日いろいろ頑張ってるね。楽しんでるね。