先日職員で消防署に行き、救命救急講習を受けてきました。
「いざ」という時があってはいけませんが、「いざ」という時に命を救えるように、みんなで一生懸命に講習を受けました。
心肺蘇生法の胸骨圧迫、AEDの使い方等、救命救急士の方に丁寧に教えていただきました。
練習用の人形も乳児、幼児、学童サイズを準備してくださいました。
救命救急で大事なことはまず、自分の身の安全を確保することです。
胸骨圧迫の練習です。結構力を入れて圧迫を繰り返します。こんなに強く押しても大丈夫だろうかと思うのですが、
成人では単三乾電池の長さくらい胸骨を圧迫してもどすを繰り返さないと十分な酸素を送ることが出来ないそうです。
ものすごく体力を使います。
救急車に通報して到着まで約10分を想定していないといけません。
その間、脳に酸素を送り続けるには胸骨圧迫をずっと続けないといけません。
AEDの使い方です。小児と成人ではパットの貼り付け方が違ったりしますが、とにかくAEDの機械の指示に従って
落ち着いて使用すれば大丈夫です。
傷病者発見からの一連の流れも教えていただきました。
保育園にもAEDは備えてあります。
やっと講習も受けられるようになりました。講習を受けても使う事の無いようにしていきます。
でも、どこにいてもどんな時も救える命があれば勇気を出して救命救急の行動が出来るようでありたいと思います。
映像で一時間、実技指導が二時間、職員みんな真剣に受けてきました。
「あってはならぬが出来なくては困る」とても大切な講習でした。
気を引き締めて守ります。