上天草の慈愛保育園 ,熊本県上天草市大矢野町中の慈愛保育園は、子供たちの自主性を育てる保育園です。

ぞう組さんにいたずら星人がきた~(音韻遊びと反対言葉)

1月も半ばが過ぎて、ぞうぐみさんの入学が近づいてきました。
慈愛保育園では文字の読み方や書き方の指導はしませんが、文字で遊びます。

今日はぞう組の部屋にさかさま星人がやってきました(笑)

さかさま星人は二つの音の言葉をさかさまにして子どもたちのテーブルの上に置いています。
「もく」??「にか」??「りあ」??なんだ??
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拡大すると「きか」??もある。なんだ?なんだ?なんだ?
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じゃーん!!わたしはさかさま星人だー!!みんなの言葉をさかさまにしたぞ。
もとに戻せるかね?なんだかわかるかな?わっはははははははー!!

とってもいばっているさかさま星人ですがぞうぐみさんはわかるかな?
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やられたー!!ぞう組みんなさかさまをもとにもどせたー
「ま」「や」はもとに戻すと「や」「ま」=「やま」
正解は「やま!」
と言われた―!!
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さかさま星人はぞう組のみんなが元に戻したのでさかさま星に戻っていきました。

続いてやってきたのは「あつめあつめ星人☆」

「さあ、ぞうぐみさん、たくさんの文字の中から文字を集めて二つの音の言葉を見つけてくれたまえ!!」
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「いいよ!できるよ!」
「せみ」、「たこ」
まだまだあるよ。
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「まだひらがな読めないのもある。」
「なんという二つの音の言葉を集めたい?」
「えっとね、うみ」
「うはこれ、みはこれ」
あつめあつめ星人も手伝います。
だから読めなくても遊べるよ。
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チーム対抗戦だったからみんなでいくつ集めたかで勝負が決まります。
「9」
「12」
「11」
「11」
「12集めたチームの勝ち!!」
「えっなんで?」
そんな時はブロックをつんであつめあつめ星人が説明します。
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集めた言葉の数だけブロックをつみあげ、数は唱えるものではなく「量」として考えるものというのを伝えます。
ブロックの数を数えて、高さ比べ・・
「そっか、一番高いブロックの12が勝ちなんだね。」
「そう、わかるかな?」
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このように一日のうち数十分、遊びます。子どもたちが文字や数と楽しく遊べるように工夫します。

言葉の数はいくつ?と遊びます。
これが音韻遊び
今日は2つの音の言葉で遊びました。今日は目で見ながらさかさまにしてみましたが、頭の中でさかさまにできるようになったり、3つの音の文字もさかさまにできるようになったりするように、また、しりとりなどもできるように遊んでいきます。

就学に向けていろいろと工夫をしているところです。
おうちでも楽しく遊んでください。
勉強として詰め込むのではなく、楽しく文字と触れる、数と遊ぶ、家族で遊ぶが一番です。