慈愛保育園の製作について
子どもの遊びのひとつとして製作があります。
保育の中で子どもたちの自主性を育むことを目標にしている慈愛保育園では製作も子どもが自分で使いたいものを集めて、それに合う道具を使って、自分の作りたいものを作り、その作ったもので遊ぶということができたらすごいなあ、理想だなぁと思います。そこを目指して小さいころからいろいろなものに触れることをします。自分で触れる、保育士が触れてほしいものに触れてもらうということがこどもの成長に合わせて、変化していきます。また、製作の時間は子どもたちと保育士が一対一、または少人数で触れ合えるとてもいい時間です。色々なお話をしながら一緒に過ごす時間がとても大切です。ですから、出来上がったものの良し悪し(評価)ではなく、上手下手でもなく、子どもたちが自分らしく保育士と関わったこと、自分らしさを一生懸命に表現していることがとても素敵です。全部が作品として残っていないものも多々あります。その作品にも子どもたちが作り出した物語があって、「素敵だね。」と共感してもらえたことで自分で自分を好きになる力が育ちます。そういう気持ちで子どもたちの「宝物」をお子様とご一緒にご覧ください。
慈愛保育園の製作の大きなねらいは
「遊びを通じて“物”を五感で知り、豊かな心と創造性を育み、自分を好きになり自信を持つ。」
です。この大きなねらい、目標を各クラスの担任が各クラスの年齢にあった、子どもたちにあった目標を立ててクラス
目標として製作活動をしています。
※安全面には充分気を付けて製作をしています。また個人差がありますので無理強いすることもありません。楽しさを生み出す様々な工夫をして子どもたちが楽しく経験し力となるようにしています。
子どもたちの造形活動基本計画は「幼児の美術指導」を参考に作られて物を参考にして行っています。
0.1歳児・・・・触れる遊び
2歳児・・・・・・知る遊び
3歳児・・・・・・破壊する遊び
4歳児・・・・・・作る遊び(平面)
5歳児・・・・・・みんなで作る遊び(立体)
こういう感じで製作活動をしています。表もあるのですが・・・・
後は担任が子どもたちにあわせて楽しんでいます。
自由に作ったものや保育士が経験してほしいことを材料や道具を提供して作る経験をしたもの等々いっぱいです。他にもたくさんあります。保護者さんと一緒に来られて子どもたちが嬉しそうに説明したり、一緒に見たりするほほえましい姿、保護者さんに褒められて嬉しそうな笑顔がとても素敵でした。
雨で冷え込む中たくさんの人に見に来ていただいてありがとうございました。