今日は大寒です。「最も寒さが厳しい時季」です。
でも今日は太陽の下にいるとぽかぽか♡気持ちいい日でした。
日本の古来より伝わる二十四節気の一つです。日本はとても素敵な伝統があり素敵な国だと思います。
その日本古来から伝わる言葉に
「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」という言葉があります。
意味は
「他人の批判をする前に自分自身をしっかりと顧みる。
他に向ける目を自己に向けて常に自分の足元をおろそかにしない。
どんなに忙しいときも、履物をそろえて脱ぐ。
心のゆとりを持ちましょう。
心にゆとりができれば、自分自身の姿もよく見えてきます。」
ということです。
自分の履物をそろえると、家族のもの、人のものもそろえたくなります。思いやりの心が芽生えます。
今はコロナウイルス感染症で大変ですが、履物をそろえる余裕は持ちたいものです。その余裕があれば誹謗中傷等はなくなると思います。
噂に右往左往せず、しっかりと自分の目で見て感じて思いやりの心で生きていたいと思います。
また、子どもたちにもそのように成長してほしいと思います。
日々の保育の中でも職員も自分の履物をそろえる、靴箱に入れる、子どもたちも自分の履物はそろえて靴箱に入れる、お友達の靴が入っていなかったら入れてあげる、または教えてあげる、声をかけてあげる、そういう余裕がほしいですね。
時間にもゆとりをもって「早く!早く!」とせかさないでいいような保育をしてくれたら幸せだと思います。
今日、「ほら、そろえたよ♡」というかわいい声が・・・
振り返るととてもきれいにそろえた履物が並んでいました。
2歳児の女の子ですが、ゆっくりと、ゆっくりとトイレのスリッパを丁寧に並べたくれたようです。
カメラを向けるとちょっと恥ずかしくて顔が緊張していますが、とてもいい笑顔で教えてくれました。
心に余裕があるって素敵です。