梅雨に入りました?ね。
昨日の雨で今日の園庭、運動場はどろんこ遊びのコンディションばっちりです。
今日は雨も上がったし、こどもたちはどろんこ遊びを思いっきり楽しんでいました。。
一見!!きたなーい!!なんばさせらすとだろうか!と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、どろんこ遊びは子どもたちにとってとても重要な遊びです。私たちがどろんこ遊びを始めて40年くらいになりますが、当初は保護者のみなさんや地域の方々にどろんこ遊びの大切さや重要性をご理解いただくことに一生懸命でした。
今は普通にどろんこ遊びを楽しんでおります。
前園長が20数年前に書いたどろんこ遊びの文章を見つけました。わかりやすいので、書いてみました。
「おもいやり」について」
おもいやりとは相手の立場になって相手の気持ちをくむことです。
思いやりの心をそだてるにはいろいろな要素があります。周りの人々から思いやりを受けて育った子どもほど思いやりの心は育ちます。
また、思いやりの心を育てることは子どもの「自己主張」とどうむきあうかが関係してきます。
子どもは自分を中心に世の中が動いていると思っています。
食べ物、おもちゃでも「かして」と頼んでも「いや!ダメ!」とかえってきた経験は皆さんにもあると思います。このようなときに思いやりの心を育てようと思って、強制的にとりあげ、相手に渡すことは、大事なものをとられたという
気持ちから相手を憎む心を植え付けることになりかねません。
「自己主張」を自分の活動などにより自分の喜びを知ることで満足させ、その満足感が他人に対するやさしさ、おもいやり、愛すること覚え、他人にしてあげることを自分の喜びにかえることができるようになります。
わかりやすく言うと、「自分が満足し、喜びを知っているほど他人を愛する心は育ちます。」ということです。
反対に「自己主張」の時代に無理やり思いやりのある子どもにしようとすることは、逆に他人を信じられない子どもを育て、かえっていつまでも自己中心的な人間に育ててしまうことになりかねません。
私たち大人は子どもの今の状態でそのまま大人になるのではないかと心配し不安になり、育っていく段階、課程を無視し「大人の常識」を押し付けて、大人の自分の不安、心配を解消することが少なくありません。
そのことがかえって子どもが自らのびようとする芽を摘んでいることもあります。
子どもたちには成長の段階があり、その段階を満足させ、卒業させてやることが必要だし、大事なことです。
段階を卒業させてあげることに大変重要な遊びに「どろんこ遊び」があります。
子どもたちはどろんこ遊び、水遊びが大好きです。どろんこ、水あそびをしている時の目は輝いています。
なぜどろんこ遊びをするのか?どんな利点があるのでしょうか?
まとめてみました。
①気持ちがいい(大人には理解しにくいこともありますが・・・)
②よごれたい!という気持ち(嫌な気持ち)を十分発散させ満たしてくれる。大人でいうストレス解消の効果がある。
身体を汚して心を洗う。
③作ったものなどに対して評価されないので気楽である。どんな形のものでもおさまってくれる、技術がいらない。
保育を行っていく中でどろんこはなくてなならないものです。衛生面でも十分注意し行っております。
汚れた後はお風呂で綺麗に洗います。お風呂で洗った後の子どもたちの顔はとてもすっきりしています。
ご理解をよろしくお願いします。
この文章は前園長が20数年前に書いたものです。今も変わらず同じ思いでどろんこ遊びを楽しんでいます。
ソーシャルディスタンスでしょうか(笑)距離を置いて、反対むいて遊んでいました。雨上がりの地面がちょうどいい。
ほりほりほりとしたどろんこをパンパンパン!!このトロントロン感がたまらないの~。ママのおっぱいの感触に似ているかも♡
もちろん、担任も楽しみます。そろそろ水着に着替えて大人もドロドロになるころです。
「一緒に遊ぼう。」「私は水をはねかしてぴょんぴょん!!水がはねて気持ちいいのです。
どろんこあげまーす。ありがとう♪
私たちは砂場で遊びましょ。砂場で遊んでも気持ちいいのです。
とろとろとろ~ボールさんにかけちゃた。ボールさんもいっしょにきれいにしょうね。
どろんこ詰め込みます。どれだけ入るかな~すごい集中力です。
大人も楽しい。僕はもう水着です。いつも子どもたちと一緒の目線で遊んでいます。
ドロドロだよ~♬
このように楽しそうに遊んでいます。いろいろなどろの感触を楽しんでいます。
気温は高いし、寒くないし、とてもいいコンディションでした。
汚れた後は露天風呂のシャワーで綺麗にします。
汚れた服も職員が一枚一枚丁寧に手洗いします。そして洗濯機で洗って、干して、きれいにするのです。