上天草の慈愛保育園 ,熊本県上天草市大矢野町中の慈愛保育園は、子供たちの自主性を育てる保育園です。
うさぎ組のマラソンの様子を見ていてとても素敵な場面があったのでお知らせします。
うさぎ組さんは海岸駐車場を2周、約380mを走ります。とても長く感じる距離を走ります。
みんな一生懸命に走ります。自分のペースで走るのでゴールもそれぞれバラバラです。
とても早くゴールする子、それからちょっと遅れてゴールする子、そしてじっくり走ってゴールする子、それぞれです。
私が素敵だなーと思ったのはゴールの時です。
とても早くゴールした子どもたちがどうしているかというと・・・・
最後までじっくり走っている子をゴールの横で待ち、声をからせるほどの大きな声で「がんばれー!がんばれー!」とずっと応援しているのです。
友達全員がゴールするまでずっと応援しています。走っている子もその応援を聞いて最後まで一生懸命に走ります。その姿がとても素敵でした。
うさぎ組は人数は少ないですがその分友達の繋がりも深いです。自分だけがヒーローではなく、みんなで頑張ろうとしている姿がとても素晴らしいと思います。
そんなうさぎ組さんです。マラソンの当日も大声援を送ってあげてください。
また、マラソンを頑張る姿はもちろんですが、そういう姿も見つけてあげてください。うさぎ組の素敵なところが見えると思います。
追いつけるかな?
いつも一生懸命です。
下を向いていないで、前を見て走って~!!
ふぁいと!!ふぁいと!!
ダッシュ~!!
マラソンはきついけれど走った後の気持ちよさは最高です。
マラソンを通していろいろな心が育っています。
ぞう組さんは駅伝をどうするかを話し合いました。
チーム分けはしてあるので走る順番をどうするか・・・です。初めは決まった順番で走っていましたがそれでは毎回順位が同じです。それでは心の育ちが広がらないと思い、走る順番を自分たちで考えてやってみてはどうかと提案しました。
各チームぞう組を中心に話し合い、走る順番を決めました。すると順位もかわるし、自分の力でどうにかして逆転しようという子どもも出てきました。子どもたちの心がワクワクと動いているのがわかりました。いつも最後にゴールしていたチームが作戦で2位でゴールし大歓声を上げてアンカーをたたえてくれました。
また、ぞうぐみさんが頑張ったうさぎ組の友達の頭をなでなでしていたり、とてもいい光景がありました。
それで今日、大会当日をどうするのかをぞう組が話し合いました。