上天草の慈愛保育園 ,熊本県上天草市大矢野町中の慈愛保育園は、子供たちの自主性を育てる保育園です。

うさぎ組クラスだより

うさぎぐみクラスだより 

 家族、友だち、大好きな人たちとおいしいご飯を食べて、楽しい時間を過ごす。美味しいものを一緒に食べたり、おしゃべりをしたり、ご飯を食べる時間って毎日何気なく過ごしていますが、
とても大切な時間なのではないかと思います。


 毎日体を動かしたり、好きな事に夢中になって遊びまわる子ども達は、給食前になると「お腹すいたね~」「いいにおいしてきたね~」「今日のご飯なんかな?」との話題になる事が多いです。給食が園生活での楽しみの一つになっている事が子ども達のおしゃべりの中からも伝わってきます。
 食事のマナーを身に付けておいしいご飯を楽しく、よりおいしく食べていこうと思います。

正しい姿勢で食べると、ご飯ももっとおいしく食べられるね

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 背筋を伸ばして、テーブルとお腹の間にこぶし一つ分のスペースを空けた姿勢です。
正しい姿勢で食べると・・・
★消化や吸収がよくなることで、消化器官への負担が少なくより多くの栄養を取り入れる事が出来ます。
★姿勢がいい状態だと、左右の歯に均等に力がかかるため、歯やあごの負担が少なく効率よくかむ事が出来ます。しっかり噛むことで消化や吸収の手助けになるとともに、脳が活性化するそうです。
★体のバランスが安定することで、病気になりにくかったり、けがもしにくくなります。
 正しい姿勢で、栄養があるものを食べ、しっかりと噛むことであごの健全な発達を促したり、
栄養をたくさん取る事が出来ます。 いいこと尽くしですね♪
 椅子に座るときも、正しい姿勢で座る事が出来るようになってきました。
イスに深く座る、足は床にぺったんことくっつけるなど、自分達でも意識しながら座っているんですよ。お友だちのかっこいい姿を見つけて真似っこしています。こんなにかっこよく座れるようになりましたよ。真っすぐ座ると、ご飯
も食べやすいです。

 食事をしながら、座り方、箸の持ち方、皿の持ち方など私たち
自身が子ども達の見本となるように食べています。子ども達って、よく見ているんですよね。その都度、食事のマナーを身に付けられるように伝えながら、でも楽しい雰囲気の中で食事ができるように心がけています。
 子ども達に伝えていることを紹介します。
まずは箸の持ち方です。「こうやってするんだっけ?」と箸の持ち方も確認し合いながら食べることもあります。毎日交代で矯正箸を使用しながら、正しい箸の持ち方が身につくように、お箸の練習をしながら、楽しく食べています。お箸で物をつかんで食べることもできるようになってきました。
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次にお皿の持ち方です。
 どうしても、お皿を持つ方の手が下に下がり、休憩タイムになることもありますが、お皿を持つことで食べこぼしが随分少なくなってきました。“もったいない”も少なくなりました。
美味しく食べるためのマナーを楽しく身に付けていけるように、伝え方も工夫している所です。
お腹がすいたと待っている子ども達のために急いでご飯を作り、なかなかゆっくりと一緒に食事をするという事も難しいと思います。子ども達の為に、自分の食事はそっちのけとなっているお母さん方もいらっしゃるのではないでしょうか。お母さん方もしっかりと栄養をとられて下さいね。
 これを機会に子ども達の食べ方、食事のマナーのステップアップをしていければと思います。長時間でなくてもいいです。一緒に座って食べながらお箸やお皿の持ち方を一緒に確認してみたり、おいしいご飯を食べたり、食事の時間も子ども達と一緒に楽しまれて下さいね。

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